2008年11月10日月曜日

辞職を申し出ました

残業も片付き、さぁ帰ろうかなと見上げると、まだ上司が残っていました。

(今だ)

心を落ち着かせるため、湯飲みを洗いに水屋へ行って深呼吸。いざ

私:「5分時間をいただけますか。」

私:「仕事を辞めたいのですが・・・」


上司:「えっ
    (しばし沈黙)
    まだ異動してきたばかりなので、これから自身のスタイルを作っていけば・・」

などなど、引止めとも戸惑いとも取れる言葉が並べてくれる。まぁ、そんな言葉もなしに「はい」といわれておしまいになってしまうのもドラマとして盛り上がらないのでちょっと安堵。

そう言えば、10月に会社が合併して以来、上司は災難が続いていて元気がない。先日も合併先企業出身者が原因の問題を片付けに取引先へ頭を下げに行ったばかりだ。追い討ちをかけてしまったようで、顔が見る見るしぼんでいく。タイミングを間違えたかな。

心の中では、そんなことも思ったが、水曜日に就農先関係者との話し合いを済ませ、土地は見てきた。その週末、就農の決意を伝えている。

かみさんも覚悟を決めてくれている。(これには感謝)

残すは、この機会を「いつ」にするかだけだった。

年末恒例のルミナリエの輝きと冷たくなった風を切って颯爽と駅へと向かった。