これを機会に、おじちゃん所有の農業機械を活きかいらせようと思ぅて、埃をかぶってた小型管理機を引っ張り出してきました。まだ、埼玉県農業公社の主催する就農予備校に通い、農業に転職しようか迷っていた頃にヤフオクで手に入れたヤンマーの機械です。
まずは、ここ上田で新規就農者の支援をしてくれているJAの農機センター方から教えてもらったとおり、キャブレターの掃除です。動かなくなった農機の原因の過半は、このキャブレターの不具合。そういえばその昔、オートバイを乗ってはいたもののキャブレターの掃除などしたことはなかったなぁ。それどころか、機械を分解するなんて・・・。でも、百姓になったらこの程度のことは自分で出来るようにならんといけません。
《1日目》
朝から、燃料タンク、エアクリーナーをはずし、キャブレターを引っ張り出す頃にはもうお昼。そして、あ~でもない、こ~でもないとぶつぶつ独り言をつぶやきながら、キャブを分解したら、もう夕方になっていました。薄ら寒くなる中、キャブクリーナーをぶっ掛けて、こびりついた燃料を溶かし、拭いてやると、まぁ見事にメタル特有の鈍い光がよみがえります。これはもしかして・・・期待大!
《2日目》
きっしー参戦。
再度、キャブレターを引っ張り出します。既に1回やってることなんでお茶の子さいさいや!
改めて、キャブレターをきれいにして、エンジンオイルを交換(真っ黒なオイルが出てきました)、ギヤオイルを挿して、いざスターターロープを引っ張ること数十回。ブルルルル~ン。やった!!!
と、喜んだのも束の間、すぐにエンジンが止まってしまいます。何度かこれを繰り返し、やはりキャブレターが問題と再度すっかり慣れたキャブレター清掃。そしていざエンジン始動。
「ん」
「ん」
あかん、ぜんぜんかからへんようになってしもた!
《3日目》
きっしー参戦最終日。
もう一度キャブレターを引っ張り出し清掃。やっぱりかからへん。困った!
農機センターに電話しても問題はキャブレターだといわれるばかり。そしてもう一度キャブレターをはずし、
「ん」
「ん」
キャブレターから染み出るはずのガソリンが出てきません。なんや、ガソリンがキャブレターまで上がってへんかったという極めて初歩的なエラーやがな。きっしーとキャブレターまで燃料が上がっていくのを確認してエンジンスタート。
よっしゃ~
まだまだ安定した吹き上がりではないものの復活したヤンマー君。今は、セレッソに名前が変わったけど(あっ、これはサッカーの話やね)、基、冬の作業の大黒柱となるか、次回乞うご期待です。
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