2010年4月1日木曜日

硫安に見える不思議

圃場に施肥いたしました。有機物等合計で1300kg程度の重量が、おじちゃんの腰にのしかかりました。今も腰がイタヒ。

以前に実施した土壌診断結果に基づいて施肥をすることにしたんですが、三大要素でいうリン酸(P)とカリ(K)は、もう施肥の必要性がないくらい土壌に残留しとったんで、窒素(N)だけが必要やったわけです。窒素の施用と一言で言うてもいくつか対象となる肥料があります。例えば、硫安、石灰窒素、リン酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝安、硝酸加里、硝酸石灰、尿素などなど。おじちゃんは、この中から硫安を選択しました。その理由は、相対的に安価、pHが低い、入手が容易やったからです。なお必要量は、20kgの袋にして7袋になりました。

購入は、圃場への途上にあるコメリ真田店。こちらでは898円/袋です。しかし5袋しかありません。そこで、JAへ不足分を購入しに向かいました。最初からJAに行けばええやんと考えられる方もおられるかもしれませんが、おおよそJA扱いの物資は相対的に価格が量販店より高くなります。今回の硫安も案の定、980円/袋でした。

さて、圃場に散布するときに、ふと目を凝らすと 肥料には必ず貼付されている保証表があるのですが・・・・、なんと製造会社は一緒、しかも製造工場まで。そやのに、なんでこんなに価格差が出るのか。

散布してみると、JA扱い品は粒がそろっています。対してコメリ扱い品はあたかもJA扱い品を篩った際に出てくる不整形粒や粉状になったものをかき集めたかのような形状になっています。どうもこれが価格差に現れているんやろか。

はたまた、東亞合成に全農もしくは農水省から天下りされた方がおられるのでしょうか(非常によこしまな考え方?)ちなみに東亞合成は、アロンアルファで有名な会社でした。

いずれにしても、一番大事な窒素の含有量自体は形状に左右されるもんでなく、どっちでも変わりあらへんわけですし、散布の難しさが変わるわけでもありませんので、おじちゃんとしては安価に越したことはありません。
これからどっちで買うことにするか、皆さんお分かりになりますよねぇ

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