2009年10月31日土曜日

発注者からの連絡

つい先ほど、辛味ダイコンを発注された方から電話がありました。突然の発送であったにもかかわらず、辛味ダイコンは、好評のようでした。特に、辛吉(交配種:サカタのタネ)、灰原(固定種:信州山峡採種場)の各ダイコンは、高評価を得て、追加発注を受けました。まだ、畑にあるこの2種から、順次発送したいと思います。

本当にありがたく、嬉しいお話です。
ちょっとばかりですが、ずくだした効果があった、かな・・・

しかしながら、この就農前基礎研修も12月中旬で終了です。
就農後も通年の生産は難しいとしても、出来るだけ長い期間提供できるように準備を整える必要はあるでしょう。早く自らの圃場を確定させて、栽培計画を作らなければならないです。

ずくださねば!

2009年10月28日水曜日

貴重なアドバイス

先日、受注品の配達に出かけてきました。お品は「ルッコラ」です。
このルッコラは、パセリやセロリともに発注者自らが種をイタリアより調達し、おじちゃんに栽培の依頼をされたものです。

幸いルッコラは、これまでも栽培した経験があったので何とか大きくなりました。この季節ですので、農薬をかけるほどのものではないので、使ってはいません。但し、化成肥料を用いての栽培でした。

袋詰めの仕方もまだ完全とはいえず、中に落ち葉が混ざっていたりしましたので、いろいろと注文が入るだろうなぁとどきどきしての配達となりました。

ひとくちシェフに食べていただき、「OK」の返事に安堵。落ち葉の件も(内心いろいろあるのかも知れませんが)問題ないとのお言葉を頂き、意外だった次第。今回は、パセリなどの代わりに、収穫適期となったコカブともう一軒の受注先からのお品であった辛味大根などをセットにしてお渡しであったのが良かったのかな?
(後刻、コカブもおいしかったと連絡をもらってさらにハッピーなおじちゃんです。)

その後、おじちゃんの就農計画の説明や、お店であったらいいなという食材談義になりました。そこで今後の農業についてのアドバイスをたくさんもらい、そして宿題をいっぱいもらいました。次に顔を出すときは、今回出来なかったセロリやパセリを何とかしなければならないという宿題も・・・

課題は増えてゆくばかりです。おじちゃんのずくは、尽きることなく発揮しなければならないようです。ふぅ・・・

でも、正直ほっとしたひとときでした

2009年10月22日木曜日

受注品の発送


秋口に播種した辛みダイコンが何とかカタチになったので、注文主に発送することにしました。
箱に8種類のダイコンを各々3本ずつ袋詰めしました。どないな評価をもらえることか楽しみです。

圃場に熊が出てきたら


最近は、農地の遊休化や森林の整備不足などのため、動物達の棲息環境が好転しています。
ここ長野県でも、シカをはじめとしてサル、ハクビシン、イノシシなどの動物による被害が年々増えているようです。
そこで今日は、これら動物による農作物への被害回避策についての講義がありました。
午後は電気柵設置の実技です。おじちゃんの圃場予定地近くにも今年クマが現れたこともあり、ずくだして作業に当たりました。
感電はいやだったのでワイヤーを触ることはしませんでしたが、おぐっちゃんは、しっかりと握っていました。本当に大丈夫だったんでしょうか?

2009年10月7日水曜日

ソバ収穫…二回目


台風が来る前にソバの収穫をしました。前回のソバは、JAからコンバインに出動してもらいましたが、今回は最高級機「テデカール」(手で刈る)です。
まあ、2アール程度ですので程なく終了しました。
刈り終わったそばは、ハウス内で乾燥させるためにはぜにかけることに。これで20kg程度にしかなりません。とても高価なソバになりそうです。
このずくは、将来おじちゃんがやるべきものか思案が必要です。

受注生産…その後


受注生産(?)している辛味ダイコン他の現状ですが、8月の小雨にもめげず、順調に育っています。
今回見繕ったダイコンは、長野県の固定種として一般的な灰原、ねずみ、親田、たたら、戸隠、山口の他、交配種を幾つかです。
既に、間引き菜を葉もの野菜として直売所に出荷し、種代程度は回収しました。後は、宅配便経費の確保が出来た頃に出荷可能なサイズになると期待しています。
ずくってるところやから待っててや!

2009年10月5日月曜日

キュウリの管理


めっきり冷やっこくなってきました。研修先農家のキュウリはまだまだ実がなり続けています。しかし、流石に寒さにはかなわずなりもゆっくりになってきました。
気温などの変化も激しくどうしても病気がでがちです。
今日は、ベト病になった葉を中心に葉をむしり取る作業です。

2009年10月4日日曜日

稲刈り

ついに稲刈りです。
丸い田んぼの周囲は、バインダー(稲を刈って、束ねてくれる優れものの機械)を回転させる空間が必要なため2メートルばかり手刈りでやりました。手刈りは、おじちゃんも4年ほど前、新潟・南魚沼で体験していましたのでが、その感覚を思い出して作業に当たりました。

そして、残りは、そのバインダー君が大活躍。おじちゃんも来年以降に自分の田んぼの稲刈りを想像して、バインダー君の操作に慣れるため、ずくだして作業に当たりました。

でも、バインダーで簡単に刈るのはいいのですが、刈った稲束をはざ(天日干しにするための竿です)にかけるのですが、はざの設営やはざに稲束をかける作業が重労働、かつ作業者全員の手順の理解と手順に沿った作業を手際よくこなさないと効率的に稲刈りを進められないことを知りました。
(最近は、こんな風景を見る機会も減りましたよね。長野の東信地域では、比較的はざかけをして稲を乾燥させる農家さんが多い地域のようです。)

 どうですか、朝9時半から開始して、途中に用意したはざ棒が足りなくなり急遽竹を切り出すハプニングがありましたが、午後4時前にはこのようにすべての作業を終えることが出来ました。

来年の今頃は、おじちゃんも100%おじちゃん作の新米が食卓をにぎわしているのを夢見ています。