2009年6月30日火曜日

農業機械利用技能基礎研修


今週は、大型特殊自動車の免許を取得するため、研修です。簡単に言うと公道でトラクターを走らせるための免許です。
一般的にトラクターは、自動車のように速度を出すことができませんし、農作業のための機能が色々と装備されています。また、前輪と後輪の径も異なります。こういうことを含めて農作業を安全に行うための技能が必要になります。
ずく出して一回の研修で終わらせなけば…

2009年6月29日月曜日

タネが落ちた

5月13日に開花した行者にんにくが遂にタネを実らせました。
先日教わった栽培法によると、充実したタネならば水に沈んでしまいます。早速水に落としてみると、『がーん』。浮いてしまった。しかし、気を取り直してポットに播きます。行者にんにくはすぐに播いた方が良いとのこと(採り播き)。あわよくば、来春芽を出し1本の葉が出ます。2年目に2枚の葉…。収穫出来るまでには、なんと5年もかかります。さらには、採ることの出来る葉は、1年に1〜2枚。気が遠くなります。

2009年6月25日木曜日

モモのかほり


初めてモモの摘果をやらせていただきました。以前に書いたとおり、新梢約50cmにつき一個残すと思いきや、直売所でたくさんの方に買っていただきたいのでもう少し残して良いとのこと。結構気楽に研修を進められることができました。
とは言っても、新梢についた実は多いところで20個近くになりますから、簡単に進むものではありません。おまけに徒長枝の剪定が具合良く出来ていないところもあります。(キュウリの手入れに追われ、モモにまで手がまわらなかったそうです。)
リンゴの摘果でも同様に思ったのですが、木に残す実の何倍もの実が落とされます。もったいないというより、このための人手を考えると何か合点がいかないものを感じてしまいます。
(写真は、同じ枝を写しています。下が摘果前、上が摘果後です。)

2009年6月24日水曜日

自然界の美

自己圃場内にクモが、ゲイジュツしていました。

ダイズ播種

今日の午後は、研修生の共同圃場にダイズの播種をやりました。播種するダイズは普通種、黒/緑、大/小など10種にもおよびますが、残念ながらエダマメの収穫を目的としたものではありませんでした(・_・;)
播種自体は、機械を利用してのものなのでラクちんです。なから10cm毎に一粒づつ播いてくれます。便利なモノです。
発芽が待ち遠しくなりますね。

2009年6月23日火曜日

上田市一望

午後は、研修先の息子さんがやってるサクランボの圃場を案内してもらいました。
ここ上田市麻蒔(あさまき)の圃場では、今サクランボの食べ放題で賑わっています(30分1,500円:詳しくは上田市のホームページをご覧ください)。標高の高い所にあり上田の街が一望でき、除草の疲れも吹っ飛んでしまいます。
ここでは、その他、主力のリンゴ(秋には、リンゴ狩りが楽しめますよ)モモがあり、今日はモモの摘果と袋掛けが行われていました。モモは新梢約50cmにつき1個の割合いで残していくそうです。結構手を掛けないといけないんですね。

今日も除草…

今日は、研修先農家の方が出張中であり、かつJAの集荷も休みのため、キュウリの作業はさほどありません。
そして梅雨の中休み(そもそも空梅雨気味ですが…)。こんな日は、伸び放題であった雑草の処理です。まだまだ刈り切れていないところがガッツリあります。
炎天下に噴き出す汗。ここでずくらずどうするよ、おじちゃん!!

2009年6月20日土曜日

今日はブドウ圃場の除草

昨日の大学校の馬鈴薯圃場、同じく水田に続き、今日は先進農家研修先のブドウ圃場の除草です。
除草は、病気を媒介するなどする害虫の住処を圃場近くに設けないようにするため、効率的な農作業の遂行のために、重要な作業です。
ここでは、自走式モアを使っての作業となります。刈払機と違って、肩に掛けなくて良いので身体への負担は軽そうですが、刈り幅が狭く、歩かなければならない距離はうんと多くなります。また、曲がる時などは機械の自重が結構あり大変。
おじちゃんは、刈払機の方が効率的に作業を進められると思うのですが…。皆さんのご意見は如何でしょうか?

2009年6月18日木曜日

水田の除草

梅雨の合間を縫って水田の除草を行いました。5月28日は除草剤を利用しましたが、今日は自送式除草機で田んぼに入ってです。
最初は恐る恐るのスタートでしたが途中から皆勢いに乗って楽しい作業となりました。

2009年6月17日水曜日

初収穫…

今朝、キュウリを4本収穫しました。出荷規格に照らしてみるとBSSが2本、Cが2本。つまりは、売れるモノではありません。ただこのまま樹にならせていては、樹の生育にあまり良い影響を与えませんので、取り除いたといったところでしょうか。
肝心の味は、水っぽさがたりず、美味しいものではありませんでした。残念。今晩のおかずのために、味噌漬けにしました。

2009年6月15日月曜日

出荷査定会

先進農家の方とJA主催の出荷査定会に参加しました。会では、規格の確認、市場の動向、栽培記録、病害虫防除などの情報が流されました。
特に、市場の動向には他県の現状や長野県と競合する地域の話しも拝聴でき、大変参考になります。
また、農薬の効果的な散布方法などおじちゃんにとっては勉強しなければならない話のオンパレード。
ずくださんと農家になれません。

2009年6月14日日曜日

【お店紹介】イタリア料理 IL Sud


おじちゃんの知人が、最近お店を始めました。

お店の名前は『居酒屋イタリアーノ IL SUD』(TEL:03-3388-5198)
(場所:東京都中野区野方3-25-7 → 西武新宿線野方駅より徒歩3分)

営業時間は夜のみ(18:00〜24:00)になります。

14席と小さなお店ですが、毎日シェフが考え抜いた『野菜』料理にこだわったメニューを提供してくれます。(毎日メニューが異なります、すごい!)

現在は山梨・東八地区からの野菜を扱っておられますが、そのうちごまおじちゃんの野菜がメニューに並ぶ日がくるかも・・・


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2009年6月12日金曜日

やっと触りました

今日の先進農家研修でようやくキュウリに触れることができました。

というのも、ブドウの房作りを急ピッチで進めなくてはいけない状況であったからです。その房作りも3名のパートさんご尽力もあり、本日午前中で終了。



午後は、房作り作業中に伸び放題になっていた5月1日定植のキュウリの整枝と誘引です。あっちこっちで絡まっている3本仕立てに利用する子づる、それ以外の子づるなどちょっと荒れ放題になっているものをひとつひとつ解きほぐしていきました。



しかし、晴天下のハウスの中は蒸し風呂状態。長時間の作業は身体に毒ですので、おてんとさまと相談しながらの作業とせざるを得ません。結局、それほど作業を進めることなくTime Over。

もっと素早く作業がこなせるようにずくらんと

2009年6月11日木曜日

事例研究

今日は、先進農家の事例研究として、上田市真田のOさんを訪ねました。
標高約1,100メートルでトウモロコシを主体に約20種類の野菜を直売と宅配のルートで販売しておられます。
直売と一言でいっても町中から離れた山間部に開設した私設直売所における販売です。ご子息お二人も就農され、ご一緒に営農されており、相当収益性が高いと見られました。
成功の秘訣を伺うと、顧客本位をあげていました。そういえば、村ぐるみでゆずを扱っている高知県馬路村に似た話だと思いました。
『ごまおじちゃん』もブランドにならないかなぁ

2009年6月10日水曜日

どうなるんでしょうか

昨日9日は、2回目の先進農家研修でした。ブドウの房きりを継続して行いました。
写真はそこでの1コマ。あれれ、ナナホシテントウとフタホシテントウが…。どんな子孫たちが誕生するのでしょうか?いや、ちょっと待てよ。コイツのホシの数…

今度は露地栽培で…

5月7日に播種して以来、接ぎ木、育苗して来たキュウリを皆で露地に定植、管理することになりました。
おじちゃんが接いだキュウリは20本を超えていました。しかし、接着不良やアブラムシによる病害などで、生き残りは僅か9本。
もっとずくらねぇかよおじちゃん、と言われてしまいそうな惨めな結果でした。
この9本は、大切にしなければ。

2009年6月8日月曜日

作物各論にて

今日は、4月30日に行った小麦の生育を確認しました。
前回分けつ数を数えた地点について、今回は出穂数の確認です。
結果は前回の分けつ数221、出穂数119でした。この数字の良否については、受講者全員の平均が次回の講義で示されるまでのお楽しみです。
次回の講義では、これらの結果から収量予測も出来るであろうことを楽しみにしましょう。

2009年6月6日土曜日

パイプハウス内をさらに・・・


研修生8名のうち、6名が校内にあるパイプハウス2棟に研修用の自己圃場を借りています。これまで、それぞれを6等分して管理してきましたが、おじちゃんのように今後はキュウリ(あ、言ってしまった)を中心とした経営を考えているのもいれば、他品目栽培、トマトなど各々の研修生が目指す経営形態はばらばらです。

このままでは、例えば農薬の散布、ハウス内の温度/湿度管理などひとつの空間を共存する今の体制では支障が生じてしまいます。始まった先進農家研修で得たものをフィードバックする現場が、これではあまり価値がないものになりかねません。また、ドリフトによって農薬散布実績に登録されていない農薬散布が認められれば販売にも支障が生じかねません。

そこで、大学校と相談した結果、ハウス内をビニルで仕切ることになりました。今年から基礎研修の内容が変更され、パイプハウスを使った研修がはじめてであると言うこと、来年度以降の研修内容へのフィードバックを得る目的もあるようです。

これで、言い訳もあまりできなくなりました。

週末の帰宅前に急遽行った作業でしたので、あまり週末の天気を気に留めずにビニルで仕切ってしまいましたがどちらに転ぶのか。自宅に戻った本日の天気は時折お天道様が顔を出す状況。

キュウリたちの危機
どうかずくっていてくれよ

2009年6月4日木曜日

農家研修の午後

午後は、ブドウの房の調整です。リンゴの管理経験(と言っても摘果だけですが)はありましたが、ブドウは初体験!しかも、長野に就農を考えた時に栽培したい作物だったのです。やったぁ!
と、思ったら降雨ゴールドゲーム。おい、ずくらせろよ…

先進農家研修開始

今日(4日)から、先進農家に伺い、匠の技の伝授を乞うプログラムが他の研修生より一足早く開始です。
予定された時間に伺うと今朝の収穫を終え(残念…)、出荷準備の作業に取りかかったところでした。息子さんを含めた3人が選別、仕訳、箱詰めを各々分担して作業を進めていました。
ごまおじちゃんは、直売所用の袋詰め、ラベル張りなどから研修開始です。
小さなことから積極的にコツコツと身に付けていきたいと思っています。ずくだすぞぉ!

2009年6月3日水曜日

水見当番

今日は、水見当番でした。役割は、5月22日に行った水田にはった水の状態の監視です。
今回は、地面から「なから」5cm水を溜めておくように見張るのです。
水は空気程、温度変化が激しくないので、まだ小さく弱い稲をその変化から守ってくれるのです。また、地面が露出すると容易に雑草が発芽出来るようになりますから、適当な水位を維持するのは大変重要な仕事になるのです。
水は、ずくだしてお米を育ててくれるのですね!

※なから…長野の方言で「大凡」の意

研修館の植栽

今日は、研修館前の花壇を春の花(ペチュニア、マリーゴールド)に植え替える作業です。一人でも多くの方に気持ち良く研修に励んでもらうため、ごまおじちゃんもずくりました。

2009年6月2日火曜日

お勝手プロジェクトⅠ

信州の春を楽しんだ1ヶ月前の講義以降、研修生間でもって山菜に関する話題は相当しぼんでしまった感じがします。
おじちゃんは、飽きることなく何でも貪欲にずくらねばなりません。そこで新たに自分勝手なプロジェクト開始です。それは「サンショウ挿し木」プロジェクト!研修生仲間のもっちゃんさん指導により、昨年伸びた枝を含めた二本と今年伸びた若芽三本を6月1日に挿しました。
サンショウの行く末は乞うご期待(^-^)/

接ぎ木(続編)

リンゴの摘果をしたあとは、先日接いだキュウリの断根です。今までは、台木であるカボチャと穂木となるキュウリが共生してきましたが、この時をもってキュウリの足をカボチャにしてしまうのです。
すぐ出せキュウリ

全校一斉摘果デー

6月1日は、農場のリンゴを教職員、学生、研修生など関係者全員が一同に会し、摘果した1日です。約20アールの果樹園に散らばっての作業ですが、総勢150人程が集まるので、あちこちで作業中の談笑です。実に賑やかな1日となりました。
ところで、来年から学生は松代の本校に移ります。一体誰かこの広い果樹園の手入れをするのでしょうか?だって、今年の場合、研修生は8名いますが、昨年は3名だったんですから…